

こんな風に思っていませんか?
その気持ちよくわかります、僕も毎日思ってますのでww
でも結論を先に言ってしまうと、
- 仕事できない人の無視はダメ
- ちょっとの我慢で解決できる
仕事できない人は無視されて当然でしょ?もう我慢なんかできない!という声が聞こえてきそうですが、ちょっと待ってください。
本記事ではこんな流れであなたのお悩みを解決していきます。
- 無視するデメリット
- 無視しないメリット
- 具体的にどうする?
- 解決しないときは?
どんな人でもどんなケースでも解決します!とは言いません。
その代わり記事後半に、解決しなかったらどうすんのよ?にもお答えしていますのでご安心ください。
でも、本題に入る前に1点だけ。
仕事ができない人について定義しておきますね。
- 何度も同じミスをする
- 反省・改善ができない
- 一般常識が通用しない
このうち1つもあてはまらない場合は…
あなたの方がヤバいヤツの可能性があるので、注意してください。
悩みのタネのあの人が上の3つのうち1つでもあてはまるなら、このまま読み進めてください。
仕事できない人を無視するのは損
仕事できない人を無視しちゃダメといいましたが、ダメというより損しかありません。
たしかに仕事ができない人をみているとイライラしますが、リスクをおかしてまで無視するのは割に合わないですよね。
まずは、仕事ができないからと言ってその人を無視しちゃダメな理由、デメリットを確認しておきましょう。
- 訴えられる可能性
- 無視するのもストレス
- 無視しても意味がない
それぞれ順番にみていきましょう。
訴えられる可能性
仕事ができない人を無視するデメリット1つ目は、訴えられる可能性。
いわゆるパワハラ、モラハラに該当してしまう可能性があります。
仕事ができないのとその人を無視するのは別の話なので、シンプルに人として良くないこと。
実際、『安全配慮義務違反に基づいて損害賠償請求』なんていう事例もあるので、けっして他人事ではありません。
無視するのもストレス
仕事ができない人を無視するデメリット2つ目は、無視する側もストレスになるということ。
もしあなたが無視した場合を想像してください。
仕事ができないあの人は、たぶん何度も話しかけてきたり、何度も質問をしてきます。
だって仕事ができないから。
そんな度々話しかけてくる人を毎回無視することを考えてください。
けっこうストレスというか罪悪感すら感じませんか。
無視しても意味がない
仕事ができない人を無視するデメリット3つ目は、そもそも意味がないこと。
無視したところで、意味がないし、何の効果もありません。
あなたが無視して、その人が仕事ができるようになったら用はないですよね。
冷静に考えればわかることですが、無視したところで何も起こりません。
すべて自分に返ってくる
仕事ができない人を無視するデメリットを総括すると、すべて自分に返ってきてしまうということ。
つまり無視して損することはあっても、得することはひとつもないわけです。
無視して気分が良くなるならやってもいいと思いますが、結果的に気分は余計悪くなっているはず…
しかも、モラルがない人のレッテルを貼られたり、上司や先輩としての評価は下がったり、本当にいいことはありません。
仕事できない人を無視しないメリット
仕事ができない人を無視するメリットがないことはわかりました。
だからといってすぐに”じゃあ無視するのはやめよう”とはなりませんよね?
そこで、無視しないメリットを確認していきます。
- 新たな発見がある
- 改善する可能性はある
- 改善への活動は証拠になる
- 業務のマニュアル化に役立つ
ちょっとイメージしずらいものもあると思うので、ひとつずつ確認していきましょう。
仕事ができない人を改善するための指導・教育ではなく、自分自身のためだと思えば少しはやる気になれますよね。
新たな発見がある
仕事ができない人を無視しないメリット1つ目は、新たな発見があること。
無視しないで向き合うことを決意したら、次にやることは指導・教育ですよね。
わかりやすく教えようとすると、今まで何となくやっていたことへの理解が深まったりするものです。
改善する可能性はある
仕事ができない人を無視しないメリット2つ目は、改善する可能性がゼロではないこと。
無視しないで根気強く指導してくと、もしかしたら、可能性は低いけど、万が一にでも改善する可能性はゼロではないですよね。
忍耐力のトレーニングだと思ってチャレンジしてみてください。
改善への活動は証拠になる
仕事ができない人を無視しないメリット3つ目は、あなたがこれからやることが証拠になること。
これはちょっと悪い考えです。
仕事できない人が仕事できないままだった場合の証拠になります。
あなたがやるべきことをやった証拠であり、何をしても改善しないという証拠は絶対に必要です。
業務のマニュアル化に役立つ
仕事ができない人を無視しないメリット4つ目は、業務のマニュアル化、今後の指導のマニュアル化に役立つこと。
仕事を仕組み化できる人は組織でとても重宝されるので、仕事ができない人にきちんと向き合うことには大きなメリットがあると言えます。
仕事できない人を無視せずどうする?3ステップ
仕事をできない人を無視しないメリットもみえてきました。
では具体的に何をどうすればいいのか?
いよいよ本題の3ステップです。
- 期待を捨てる
- 指導してる感
- 上司に丸投げ
字面からして悪いことを言ってる雰囲気が出ていますが、順番にみていきます。
期待を捨てる
仕事ができない人を無視しないで対処する方法1つ目は、期待を捨てること。
これは正攻法でもありますね。
仕事ができないことを当たり前だと思うだけ。
- ①できなくて当然だよね
- ②できることはやっている
- ③できなくても挑戦している
決して仕事ができない人をバカにしているのではありません。
お互いに辛い道を避けていくための術です。
①できなくて当然
①だけでもかなり気は楽になります。
だって誰でも最初はできないですからね。
極端な話、中学生や小学生だと思って接してみるととても楽です。
そして、わかりやすい説明を心がけると自分の勉強にもなったりします。
②できることはやってる
②に行くにはちょっと慣れが必要なので、まずは①をマスターしてください。
できないことばかりに目を向けるのではなく、できることに目を向けるのです。
感謝の境地です。
できることに目を向けると、その人に向いている仕事が違っていただけ、なんてこともあるかもしれません。
③できなくても挑戦してる
ここまで来るともう悟りですね。
僕は②までしか到達できていませんが、③まで来たらあなたはもうプロの指導者だと思います。
指導してる感
続いて仕事ができない人を無視しないで対処する方法2つ目は、指導してる感を出すこと。
これは対処法というよりは、自分を守るための防衛策と言っていいでしょう。
仕事ができない人への期待を捨てたら、なぜ仕事ができないのかを考えます。
すると、原因はいくらでも出てくるはず。
そうしたら原因ひとつずつに対して、一緒に改善策を考えて実行していく、これだけ。
これをメールに残したり、人が見ているところでやったり(パワハラ防止にもなりますね)しましょう。
そうすることで、あなたが改善のために行動をしている証拠になります。
上司に丸投げ
仕事ができない人を無視しないで対処する方法3つ目は、上司・先輩にぶん投げること。
実際に改善のために行動してみた結果、ダメだった場合の対処法です。
たぶんですが、あなたの努力はほとんどの場合失敗に終わりますww
だって、その人は仕事ができない人だから。
でも、それでいいのです。
- 行動と結果を報告する
- 上司・先輩に甘える
- 次善の策をとる
順番に手順を確認しましょう。
行動と結果を報告する
まずは、”指導してる感を出す”のところでやったことを整理して上司・先輩に報告しましょう。
このときの注意点は、一般的な教育・指導みたいな内容を網羅していることは確認しておくこと。
中途半端な状態で報告するとあなたの指導不足みたいになっちゃうので。
だいたいですが2ヶ月~半年くらいはかかってしまいますが、指導してる感なので我慢してください。
ただし!
その間に会社に損害が出るレベルの事件が起きたら、指導してる感の作戦は中止して即報告してくださいね。
上司・先輩に甘える
上司・先輩に報告すると、反応はたぶん2パターンです。
- ○○も試してみたら?
- そこまでやってもダメか…
相談した結果、追加で何かアドバイスされたら諦めて従うのが吉。
一旦撤退します。
『そっか、ダメだったか…』的な反応が出てきたら、甘えてください。
『僕ではもうムリっす、○○さんレベルじゃないとどうにもならないですよ!』とか言ってゴマすりしながら丸投げしましょう。
次善の策をとる
無事に上司・先輩に指導を丸投げできたら、もうやることはありません。
しかも結果がどうなったとしても、あなたが嫌な思いをする可能性は下がっています。
ちなみにこの後の展開も2パターンです。
- やっぱり仕事ができないまま
- 予想を裏切って才能を開花
上司・先輩が指導してもダメだったら、クビ・異動・配置変更の処置になるはず。
どんなに最悪でも担当変更はされるので、あなたが関わらなくてよくなる可能性は高いです。
そして、もし上司・先輩の指導によって才能が開花しちゃっても別にいいんです。
『普通の人じゃムリですよ、どうやって指導したんですか?』とか言ってテクニックを教えてもらえば、上司・先輩は得意げに話してくれるでしょうww
ただ悲しいことに、上司・先輩が指導してもダメだけど、人手不足とか予算不足とかで何も変わらない可能性はあります。
その場合、あなたの会社は傾きかけていますので転職を考えるのが合理的。
そんなにうまくいかないよって場合は?
仕事ができない人を無視せずにどうするかのかの作戦を紹介してきましたが、そんなにうまくいかないよって場合があると思います。
具体的には、以下のような場合があり得ます。
- 仕事できない人が同期
- 仕事できない人が先輩・上司
- 仕事できない人が生理的に×
- 自分がつぶれてしまいそう…
それぞれの対処法も紹介しておきます。
絶対にうまくいくとは限りませんが、それなりに効果は期待できるのでお試しあれ。
仕事できない人が同期
仕事できない人が同期の場合に無視しないで対処する方法は、基本的には後輩のときと同じです。
後輩、部下の場合とは違って、自ら積極的に同期に改善点をアドバイスをしてあげるしかありません。
その後の流れは同じです。
仕事できない人が先輩・上司
仕事できない人が同期の場合に無視しないで対処する方法は、2種類あります。
- 秘書的に立ち回る
- 上司の上司に相談
それぞれ詳しくみていきます。
秘書的に立ち回る
先輩・上司が仕事できない人の場合は、指導、教育なんてできないですよね。
だから、質問・相談しているフリしてフォローしてあげるしかありません。
例えば、上司が期限を守れない人の場合だったら、『○月○日提出期限のアレ、どう回答するんですか?自分が出すときの参考にしたくて。』とか言って思い出させてあげる感じ。
秘書的にフォローしてあげるんですが、誰かがいるときにやってください。
上司の上司や周りの人はあなたの功績をちゃんとみています。
上司の上司に相談
いやいや!
そんな面倒なことしたくないよ!って人がほとんどだと思います。
その場合は、やることはひとつで上司の上司に相談しましょう。
『○○さんが△△で困っています。立場上言いにくいので◇◇さんから言っていただけませんか?』みたいな感じでもなんでもいいです。
愚痴にならないように、チーム全体をよくしたいんです!みたいな感じで伝えるのがおすすめです。
上司の場合、1個注意点があります。
それは、あなた以外の人もその人を無能だと思っている確証を押さえておくこと。
上司の上司は俯瞰してみれる人の可能性が高いので、あなたが個人的に嫌なだけでは何も聞いてくれません。
仕事できない人が生理的にムリ
仕事できない人が生理的にムリな場合に、無視しないで対処する方法はテキストです。
要は面と向かって話したりするのがムリってことですよね?
だから、直接話さないようにしちゃいましょう。
いくつか紹介しておきます。
ちなみに僕がよく使う方法なので、仕事には全く支障がないことは確認済みです。

ごめんね感を忘れないように気をつけてください。

悪いのは僕だから感を出しておけば問題にはなりません。
ぜひお試しあれ!
自分がつぶれてしまいそう
最後に仕事できない人のせいで、あなた自身が潰れてしまいそうなときの対処法です。
ムリせず無視してもいいです。
でも、無視するだけはダメです。(理由は最初に言った通り)
なるべく早く第三者に相談してください。
- まずは先輩・上司
- ダメなら人事・総務部
- 念のために法律もチェック
まずは社内で相談
まずは先輩・上司に相談して、ダメだったら人事部・総務部に相談してください。
まともな会社ならほとんどの場合、ここまでで何とか処置してくれます。
人事部・総務部も何も対応してくれない場合は、転職を考えた方がいいかもしれません。
法律関係もチェック
念のために法律をチェックする理由は2つ。
- 訴えられないため
- 訴えるため
まずは自分が訴えられる要素がないかを確認しましょう。
とにかく長期間無視したり度を越した無視はやめておきましょう。
それよりなにより、あなたが精神的に病んでしまった場合、訴えることも考えておくとより安心です。
- ストレスの原因になった人を
- 守ってくれない上司や先輩を
- 対応をとってくれない会社を
そこまで追い込まれることがないことを祈ります。
まとめ
仕事ができない人を無視するのはダメ、という話をしてきました。
無視しても意味がないだけでなく、リスクがあるからです。
そのうえでどうするか?をどれだけラクして解決していくか?を考えましょう。
それが次の3ステップ。
- 期待を捨てる
- 指導してる感を出す
- ダメなら上司に丸投げる
まずは少しの間我慢して、指導してる感を演出したら、最終的には上に丸投げすればOK
それで何も変化が起きない会社ならさっさと転職しちゃいましょう。
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