

本記事ではこんなイライラを解決するための知識と方法を紹介していきます。
本当かよ?と思ったあなたは鋭い。
でも、実際にやる気がないサラリーマンの僕が、ときどき自分に使っている方法で、やる気をコントロールできているので効果は実証済みです。
とはいえ、ただの方法論として読んでもあまり意味がありません。
やる気がない理由を先に考えていきますので、できれば順番に読んでいってもらえればと。
仕事できない人はやる気ない?
まず、仕事ができない人ってやる気がないのでしょうか?
結論から言うと、
- やる気ない可能性は高い
- やる気ない原因は人それぞれ
やる気ない可能性は高い
仕事ができない人が仕事ができない理由はいくつもありますが、やる気がないというのは結構な上位だと思っています。
上位というより、いくつもある原因のさらにその原因だったりします。
つまり、
やる気のなさはガン
なので、やる気がないということを軽視するのはとても危険です。
やる気ない原因は人それぞれ
というわけでまずは、仕事ができない人がなぜやる気がないのか?をより深く考えて行く必要があります。
なぜならやる気がない理由は人それぞれ色々あるから。
理由がわからなければ正しく対処できませんよね?
仕事できない人がやる気ない理由
ではさっそく、仕事ができない人がやる気がない理由を深掘りしていきましょう。
99%くらいは次5つでカバーされるはず。
- 心身の疲れ
- 職場の環境
- 仕事そのもの
- 理想と現実のズレ
- うつ病などの病気
ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
やる気ない理由|心身の疲れ
仕事のできない人がやる気がない理由1つ目は、『心身の疲れ』です。
これは自分のことで考えてもイメージしやすいと思います。
疲れているのにやる気満々なことは滅多にありませんよね。
もちろん一言で疲れといってもその理由はいくつかあります。
- 睡眠不足
- 肉体的疲労
- 精神的疲労
さらに深く順番にみていきましょう。
睡眠不足
やる気がない原因の疲れ、その根本原因として一番多いのが『睡眠不足』。
こう言っても過言ではないと思っています。
ちゃんと寝ればやる気も出る
もちろん絶対に寝ればOKというわけではありませんが、次に説明する肉体的疲労も精神的疲労も、基本的には睡眠をしっかりとったり改善することで回復できます。
肉体的疲労
やる気がない原因の疲れ、その根本原因2つ目は、『肉体的疲労』です。
激務を続けていたら肉体的に疲労困憊してしまいます。
サラリーマンでありがちなのは、
- 深夜残業
- 長時間労働
- 長時間の通勤
いわゆる社畜気質の人はすべてがあてはまるのではないでしょうか?
精神的疲労
やる気がない原因の疲れ、その根本原因3つ目は、『精神的疲労』です。
物理的な激務でなくても、ストレスが多い仕事によって精神的疲労は蓄積していきます。
ストレスの原因は身近なところに転がっています。
- 重い責任
- 人間関係
- ハラスメント
- プライベートの悩み
これらのストレスを感じたことがない、という人はいないでしょう。
僕たちサラリーマンがこれらの肉体的疲労、精神的疲労から逃れることはほぼ不可能です。
でも、これらの疲労は質の良い睡眠で回復することができるのです。
やる気ない理由|職場の環境
仕事のできない人がやる気がない理由2つ目は、『職場の環境』です。
サラリーマンであれば当然避けて通れないのが職場。
- 不当な待遇・評価
- 人材育成環境がない
- 部門目標に無理がある
大企業だとそれなりに整備されていると思いますが、中小企業だと多くあてはまるかもしれません。
不当な待遇・評価
職場の環境が原因でやる気がないパターン1つ目は、『不当な待遇・評価』です。
自分の働きに対して給料があからさまに安かったら。
激務な上に全然休みが取れなかったりしたら。
成果を出しても正当に評価されなかったら。
それはやる気がない状態になって当然ですよね。
人材育成環境がない
職場の環境が原因でやる気がないパターン2つ目は、『人材育成環境がない』です。
とにかく経験を積め、とか、先輩をみて学べ、的な昭和な職場もやる気がない原因になっている可能性大です。
仕事ができるような人はこんな職場でも仕事ができるようになりますが、仕事ができない人は教育環境が整っていなければ仕事ができるようになりません。
なかなか仕事ができるようにならなければやる気もでないという負のループです。
部門目標に無理がある
職場の環境が原因でやる気がないパターン3つ目は、『部門目標に無理がある』です。
これは大企業だろうが中小企業だろうが、トップダウンで目標設定をしている組織ではあるあるだと思います。

みたいな目標ありませんか?
例えば、昨年度10店舗で売上1億、今年度は2店舗増えるから売上目標2億で、みたいな…
やる気ない理由|仕事そのもの
仕事のできない人がやる気がない理由3つ目は、『仕事そのもの』です。
何かの理由があってやる気が出ないんじゃなくて、仕事そのものがやる気が出ない原因になり得ます。
- マンネリ化
- 仕事量が多すぎる
- 仕事にやりがいがない
順番にみていきましょう。
マンネリ化
仕事そのものが原因でやる気が出ないパターン1つ目は、『マンネリ化』です。
- 同じ仕事を延々と
- 新鮮味のない目標
サラリーマンあるあるだと思いますが、僕だけですかね?
7〜8年すると転職したくなります。
仕事量が多すぎる
仕事そのものが原因でやる気が出ないパターン2つ目は、『仕事量が多すぎる』です。
- 過酷すぎる
- 頑張っても無駄
仕事が多すぎて頑張ったところでどうにもならないってくらい忙しいとやる気なくなりますよね?
仕事にやりがいがない
仕事そのものが原因でやる気が出ないパターン3つ目は、『仕事にやりがいがない』です。
言い方を変えると、
- 仕事が好きじゃない
- 仕事に興味を持てない
これは普通のことです。
世の中の仕事の99%にやりがいなんてないし、好きでやってる人はいないし、そもそも興味ありません。
あなただって本当の本当は同じでしょ?
やる気ない理由|理想と現実のズレ
仕事のできない人がやる気がない理由4つ目は、『理想と現実のズレ』です。
- 入社当初の目標を見失った
- 思い浮かべた理想に程遠い
完全に計画通りにいくことなんて滅多にないのに、自分だけはうまくいくと思って期待を膨らませてたタイプが陥るパターンです。
やる気ない理由|うつ病などの病気
仕事のできない人がやる気がない理由5つ目は、『うつ病などの病気』です。
健康な人はあまり実感がないかもしれませんが、実は意外と可能性が高いのがうつ病。
1999年に40~50万人だったのが、2008年に100万人まで増えていて、2020年は120万人を超えるとも言われています。
厚生労働省 自殺・うつ病等対策プロジェクトチームとりまとめについて
社会実情データ図録
仕事できない人がやる気ないときの対処法5選
仕事ができない人がやる気がない原因についてはだいぶ理解できてきましたね。
では、いよいよ本題です。
そんなやる気のないヤツらにどう対処していくか?考えていきましょう!
と、その前に大前提をお伝えします。
基本的にはムリです
イギリスのことわざをご存知ですか?
馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない
誰も人を変えることはできない、ということです。
そのうえで、やる気がないお馬さんを水辺に連れていく方法を考えていきましょう。
- 休ませる
- 行動させる
- 報酬を与える
- 環境を変える
- 初心を思い出す
- 番外編
ひとつずつ確認していきましょう。
やる気を出させる方法1|休ませる
仕事ができない&やる気がない人にやる気を出させる方法1つ目は、『休ませる』です。
文字通り仕事をお休みさせるのもOKだし、次のことをちゃんとやるように指導するのもOK。
- 十分な睡眠をとる
- 定期的に体を動かす
- メンタルを安定させる
どれも当たり前なことですが、いちおう具体例も挙げつつ詳しく説明しておきますね。
十分な睡眠をとる
これは言わずもがな、ちゃんと寝るだけでやる気が出る可能性もあります。
何より優先して睡眠をとるようにさせてみてください。
定期的に体を動かす
理想的には20分くらいの有酸素運動がいいですが、相手はやる気がない人なので、この際なんでもいいです。
ジムに通うでも、ウォーキングでも、ストレッチでも、エレベータ使わないで階段昇るでも、1時間に1回立って歩いてこい、でも何でもいいです。
とにかく物理的に体を動かすようにさせてみてください。
メンタルを安定させる
これは口で言うほどカンタンじゃないですよね、カウンセラーでもないし。
ちょっとした雑談に付き合うのもいいかもしれません。
悩みを書き出させる、というのも効果的らしいですよ。
やる気を出させる方法2|行動させる
仕事ができない&やる気がない人にやる気を出させる方法2つ目は、『行動させる』です。

さっきと真逆なので混乱させてしまったらすみません。
休ませるのは必須で、会社に来たときには何かしら行動させましょう、ということです。
- やったらやる気出る
- 新しいことをさせる
- 重要な仕事を任せる
ここもひとつずつ詳しくみていきます。
やったらやる気出る
実は、『やる気が出たら行動する』は間違いで、『行動したらやる気が出てくる』が正しいそうです。
楽しいから笑うのではなく笑うから楽しい、だったらイメージできますよね?
ナポレオンヒルも「思考は現実化する」で書いています。
とにかく何かやらせてみてください。
新しいことをさせる
次はマンネリ打開策です。
新しいことをさせてみてください。
営業だったら扱う商品やお客様を変えてみたり、技術職だったら専門外のことをやらせてみるとか。
重要な仕事を任せる
最後に重要な仕事を任せてみましょう。
これ実はかなりむずかしいですよ。
なぜなら、
- 本人にとっては挑戦
- あなたにとっても挑戦
任せる=口出ししないということです。
色々言いたいことがあっても、ぐっと我慢して、やる気がないアイツを信じて重要な仕事を任せてください。
あなたの信頼を感じたアイツに変化が生じるはずです。
100%の信用ですよ!
手出し口出しは厳禁です!
やる気を出させる方法3|報酬を与える
仕事ができない&やる気がない人にやる気を出させる方法3つ目は、『報酬を与える』です。
いわゆるインセンティブってヤツです。
ただ、このインセンティブについては注意が必要です。
- 単純作業に効果あり
- クリエイティブには微妙
- 安定・安心とのセットが重要
これには実証研究もあって、単純作業やスピード重視の仕事ならインセンティブは効果があります。
でも逆にクリエイティブな仕事や研究開発にインセンティブは逆効果で、むしろ失敗しても安定した給料を保証して上げる方がいいでしょう。
やる気を出させる方法4|環境を変える
仕事ができない&やる気がない人にやる気を出させる方法4つ目は、『環境を変える』です。
物理的な環境から精神的な環境まで色々変えられることはありますよね。
思いつく限り挙げてみます。
- 席替え
- 模様替え
- 担当変更
- チーム編成変更
- 部署異動や転勤
- 勤務形態を変える
無理なくできる範囲で本人と相談した上で変えてみるといいと思います。
やる気を出させる方法5|初心を思い出す
仕事ができない&やる気がない人にやる気を出させる方法5つ目は、『初心を思い出させる』です。
入社したころの熱い思いみたいなものが薄れているパターンだと効果的です。
『なんでこの会社にしたの?』とか『学生時代、夢とかあった?』みたいに引き出してみると意外と勝手にやる気を持ち直すこともありますよ。
やる気を出させる方法(番外編)
仕事ができない&やる気がない人にやる気を出させる方法の番外編です。
うつなどの障害の有無を確認
これは僕たち素人がやることではありませんので、くれぐれも注意してください。
まずは上司に相談、人事や産業医に相談する流れになると思います。
とにかく勝手な判断で勝手なことをしないように気をつけましょう。
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