
朝の出勤時間に渋滞にはまって、こんな風に思ったことありませんか?
逆に、夜遅くに電車で座れずに帰りながら『車通勤いいなぁ』って思ったこともありますよね?
でも、最初に結論を言ってしまうと
車での通勤時間は無駄
これは間違いないことですが、色々は事情があると思います。
本記事でスッキリできるのは、車通勤か電車通勤で迷っている人。
メリットとデメリットを天秤にかけて悩んでいる人に判断基準を提供することが本記事の目的ですので、対象じゃない人は【見て見ぬふり?】通勤時間は短い方が幸せに決まってんじゃん!の記事で通勤時間の影響についてでも読んでみてください。
それではさっそく本題にまいりましょう。
車での通勤時間は無駄である
まずは結論からいきます。
車での通勤時間は無駄です
これは断言します、時間の無駄です。
理由は単純に車だと通勤時間にできることが少ないから。
ただ、言い訳みたいですみませんが、車通勤時間だからと言って通勤時間が無駄にならない場合もあります。
- 唯一のリラックスタイムの場合
- 自分で運転しない場合
- 通勤時間が短い場合
これだけ書けばだいたいわかると思いますが、念のために順番に詳しく確認しておきます。
有効活用できないから
まず車での通勤時間が無駄だと断言する理由は、車だと通勤時間にできることかが何もないから。
ただ運転するだけか、音楽鑑賞するか、くだらないラジオを聞くくらいですよね…
それが悪いとはいいませんが、家で自由時間があってとしてそれをやりますか?やりませんよね?
つまり特に意味のない無駄な時間だということ。
無駄にならない場合も
とはいえ、車での通勤時間が無駄だとは言い切れない場合もあります。
それが
- 唯一のリラックスタイムの場合
- 自分で運転しない場合
- 通勤時間が短い場合
ひとつずつさらっと確認していきます。
唯一のリラックスタイムの場合
車での通勤時間が無駄にならない場合の1つ目は、唯一のリラックスタイムになっている場合です。
僕のような凡人サラリーマンとは違って、超多忙なビジネスパーソンや、おうちでは家事もこなす完璧な人だったりすると、会社でも家でも息抜きできる時間がありません。
そんな人なら車での通勤時間は数少ない一人きりの時間であり、つかの間のリラックスタイムになるのです。
自分で運転しない場合
車での通勤時間が無駄にならない場合の2つ目は、自分で運転しない場合です。
誰かが運転する車に乗るならもちろん通勤時間は無駄にはなりません。
通勤時間を利用してあれこれできますからね。
ま、運転手さんがいるような人はそもそもこんなくだらない悩みはないでしょうから本記事の対象外ですww
通勤時間が短い場合
車での通勤時間が無駄にならない場合の3つ目は、通勤時間が短い場合です。
通勤時間が短いということは、無駄になる(有効活用できる)時間もそれだけ短いということですよね。
となると、車での通勤時間が無駄だったとしても影響は小さいということ。
しかも通勤時間が片道15分とか20分とか短い場合、電車やバスの待ち時間を考えると車の方が効率的なこともあると思います。
車通勤のメリット・デメリット
車での通勤時間は無駄である可能性が高いことはわかってもらえたと思います。
ただ、さきほども言った通り無駄だからといって絶対に車通勤が悪いかと言うとそんなことはありません。
というわけでここで一旦、車通勤のメリットとデメリットを改めて考えてみます。
メリット
車通勤のメリットはどんなものがあるでしょうか?
- 快適
- 自由
- 荷物
- 感染症
詳しくみていきます。
快適さ
車通勤のメリットのほとんどは、この快適さにあるんじゃないでしょうか。
- 歩かなくていい
- エアコンで快適
- 雨・雪・風でも平気
- 満員になることがない
電車通勤のイヤなことがすべて解決できます。
自由さ
続いても車通勤のメリットの王道。
- 寄り道できる
- 自分だけの空間
- 人と関わらなくていい
車での通勤は電車通勤に比べてダントツに自由度が高いです。
家族がいる人はいい意味で息抜きタイムになったりますよね。
荷物運べる
車ならではのメリットとしてはやっぱり重たい荷物が運べること。
心配性の人にはわかってもらえると思いますが、傘とか袋とか着替え、お泊まりセットなど何かあったとき用のアレコレを詰んでおけるのも車通勤のメリットですよね。
感染症リスク
最後に感染症リスクです。
これは2020年以降特に気にする人が多くなりましたよね。
感染症は自分がどれだけ気を付けていても、同じ空間に何も気を付けていない感染者がいたら終わりですからね。
その点、車通勤なら自分さえ気を付けていれば感染症のリスクをかなり抑えることができます。
デメリット
このままでは車通勤にはメリットしかないように感じてしまうので、デメリットも考えていきます。
- リスク
- 健康面
- 経済面
- 自由度
メリットについてもさらっと確認していきましょう。
リスク
車通勤のデメリットと言えばこれでしょう!というのが諸々のリスクですよね。
- 事故のリスク
- 渋滞のリスク
事故については、あなたがどれだけ安全運転だったとしてもバカなドライバーに突っ込まれたら終わりです。
渋滞リスクにいたっては都心部では99%くらいの高いリスクだと思います…
健康面
車通勤のデメリットで次に大きいのが健康面です。
- 運動不足
- 腰痛だと辛い
- 疲れてても運転
- 眠たくても運転
- 意外と神経使う
歩かなくていいから楽チンな反面、運動不足にもなるだけでなく腰痛を悪化させるリスクもあります。
僕たちおじさんにとってはかなりのデメリット。
あとは、色んなことに注意を向ける運転は自分が思う以上に無駄に神経を使うのでどんなに慣れている人でも必ず消耗します。
経済面
続いての車通勤のデメリットは、僕たち庶民には一番イヤな経済面のデメリット。
- ガソリン代高騰
- 車の劣化が進む
- 再販価格落ちる
交通費としてガス代が支給されるかもしれませんが、基本的にはマイナスになるはずです。
僕は転職して大手企業を3社経験していますが、3社ともにプラスになるような手当てではなかったです。
そしてなにより、仕事の行き帰りのせいで走行距離がガンガン増えて行って、車は劣化するわ、メンテナンス費用がかさむわ、下取り価格も下がるわ、といいことはありません。
自由度
最後に車通勤のメリットにもあった自由度はデメリットでもあるのです。
- 姿勢が変えられない
- 運転以外することない
- 飲み会に参加できない
長時間同じ姿勢でずっと座っているのって疲れるだけじゃなくて自由を奪われるので精神的に辛くないですか?
あとは、車での通勤時間が無駄だと断言する最大の理由が『運転以外にすることがない』です。
クソみたいなラジオを聞いてるようでは100%無駄だし、唯一空いている耳を使って情報インプットしたり外国語の勉強はできますが、集中してやるには電車通勤が圧倒的に有利です。
車通勤の方がいい人
車での通勤時間が無駄かどうかの前に、車通勤をした方がいい人もいます。
そんな人は無理に電車通勤に変える必要はないので、一応確認しておきましょう。
- 通勤時間が合わない人
- 車の方が通勤時間が短い人
- 感染症が怖い人
ひとつずつ見ていきます。
通勤時間が合わない人
電車などの公共交通機関より車での通勤がいいのは、通勤時間が合わない人。
- 早朝に出勤
- 深夜まで勤務
始発より早い時間に家を出なきゃいけなかったり、終電より遅い時間に帰る人は必然的に車で通勤せざるを得ません。
残業がハンパない人も車通勤の方が安心ですが、そもそも終電で帰れないほど残業しなきゃいけないような会社は安心して仕事を続けられないのでさっさと辞めた方がいい、という意見もあります。
車の方が通勤時間短い人
電車などの公共交通機関より車での通勤がいいのは、車の方がダントツで通勤時間が短い人。
- 駅までが遠い
- 電車が1時間に1本
- そもそも電車がない
いわゆる交通の便が悪い人も車通勤するしかないですね。
これは迷う余地がないので説明は不要ですね。
感染症が怖い人
最後に電車などの公共交通機関より車での通勤がいいのは、感染症が怖い人。
2023年時点では感染対策がだいぶ緩和されてマスクをしない人も増えてきたので、感染症が怖い人からしたら電車やバスの通勤時間はリスクでしかないですよね…
咳してるおじいちゃんほどマスクしてないしww
車通勤じゃない方がいい人
続いては車通勤じゃない方がいい人の特徴をみていきます。
- 通勤時間が長い人
- 通常勤務時間の人
- リスク回避的な人
- 副業・勉強中の人
そもそも無駄に車通勤していた人、今までの流れで何の考えもなしに車通勤を続けてる人もいると思うので、当てはまる人は通勤手段を見直してもいいかもしれません。
通勤時間が長い人
車通勤より電車通勤の方がいい人の特徴1つ目は、通勤時間が長い人です。
通勤時間が長ければ長いほど、その時間にできることは増えますよね?
つまり、耳しか空いてない車通勤で時間を無駄にするのが目に見えています。
もちろん通勤時間が長いので、事故リスクも渋滞リスクも抜群に高いです。
目安としては1時間かな、と思っています。
通常勤務時間の人
車通勤より電車通勤の方がいい人の特徴2つ目は、通常勤務時間の人。
通常勤務時間とはだいたい8~10時に出勤して、17~19時退社としてます。
要は通勤時間がラッシュアワーにあたる人ですね。
当然渋滞のリスクが高いので無駄な時間が増えるし、事故のリスクも高くなります。
リスク回避的な人
車通勤より電車通勤の方がいい人の特徴3つ目は、リスク回避的な人。
少しでもリスクは避けたいと言う人は、確率で考えても公共交通機関を選ぶべきかと。
- 事故のリスク
- 渋滞のリスク
- 感染症のリスク
車通勤はとにかくリスクが高いです。
副業・勉強中の人
車通勤より電車通勤の方がいい人の特徴4つ目は、副業・勉強中の人。
車での通勤時間が無駄な理由を逆に考えれば当然ですね。
10分、20分という短い時間でも有効に活用したい人は車通勤すべきではありません。
動画ばっか観てないで通勤時間を有効活用しろ!活用法20選をご紹介!で有効活用法についてまとめているのでよかった是非。
通勤方法を迷う場合は
車通勤に向いてる人と向いていない人も確認できましたが、車通勤でも電車通勤でも条件が同じだったり、どっちにすればいいのか迷う人もいますよね。
ここからはそんな時の判断基準を考えていきます。
車も電車も通勤時間は同じ場合
まずは通勤時間で考えてみます。
車でも電車でもドアtoドアの通勤時間が変わらない場合です。
通勤時間30分以内
車でも電車でも通勤時間が同じで30分以内の人は、
デメリットを我慢できるなら車通勤
通勤時間が無駄になるリスクは低いので、それ以外のデメリットやリスクを許容できるなら車でもいいと思います。
通勤時間30~40分以内
車でも電車でも通勤時間が同じで30~40分の人は、
- 迷うけど電車がよさげ
- 徒歩が長いなら車でもOK
微妙な通勤時間なのでどっちでもいいです。
リスクを考えると電車ですが、電車に乗ってる時間が短い(つまり徒歩の時間が長い)なら車でもいいと思います。
通勤時間60分くらいは?
車でも電車でも通勤時間が同じで60分くらいの人は、
- ほぼ電車で決まり
- 電車が20分以内なら車
要は、無駄になる時間が20分くらいなら、車でも電車でも大して変わらないってこと。
さっきと同じで歩く時間が長いなら、車の方が楽だし、無駄になる時間も同じくらいですからね。
例えばですが、
家~駅10分、電車で40分、駅~会社が10分なら絶対に電車。
家~駅15分、電車で30分、駅~会社が15分なら迷うけど電車。
家~駅20分、電車で20分、駅~会社が20分なら車の方が楽かな。
みたいな感じ。
通勤時間60分以上だったら
車でも電車でも通勤時間が同じで60分以上の人は、迷わず電車通勤にしましょう。
よほどの理由がない限り車で通勤するのはバカです。
そしてそもそも通勤時間が長いこと自体がデメリットなので、どうにかした方がいいです。
【改善実例あり】通勤時間が苦痛でしかないんだけど、みんなどう?に是非目を通して無駄な時間をなんとかする努力をはじめましょう。
車も電車も交通費全額支給の場合
続いて経済面で考えてみます。
車でもしっかり交通費が支給されて損はしない場合です。
それでも基本的には電車通勤にした方がいいです。
主な理由を2つ挙げておきます。
実質的に損
交通費全額支給だとしても車通勤をしない方がいい理由1つ目は、実質的には損だから。
デメリットで言った通り、通勤に車を使うことで色んな経費というか出費のリスクがあるのと、無駄に車の価値を下げるからです。
定期券が得
交通費全額支給だとしても車通勤をしない方がいい理由2つ目は、定期券でお得だから。
通勤定期は土日も使えるので、プライベートのお出かけの交通費がかかりません。
通勤距離が長ければそれなりの金額になるので、素直に電車通勤にした方が得策。
【まとめ】車での通勤時間は無駄でしかない
最後にまとめます。
車での通勤時間は基本的には無駄です。
もちろんメリットもデメリットもあるので、人によっては車通勤の方がいい人もいます。
ただし、電車での通勤時間の方が色々とできることが多いのは間違いない事実。
どっちにしようか悩んでいる人は、しっかりリスクやデメリットを考えて通勤手段を決めてください。
毎日のことなので無駄にした、いや、無駄にしている時間はとてつもなく大きいです!
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