

こんな疑問にお答えしていきます。
はじめに結論というか、本記事の方向性みたいなものを。
- 通勤時間は苦痛です
- 苦痛かどうかは人による
- 苦痛は科学的にも証明済み
- 苦痛をカンタンに回避できる
通勤時間くらい俺はなんとも思わないぜ!っていう人もいるとは思いますが、間違いなく苦痛でありストレスです。
という話を各種論文などを紹介しつつ考えていきます。
通勤時間が苦痛な人はどのくらい?
通勤時間を苦痛に感じている人は実際どのくらいいると思いますか?
ちょっと昔の結果ではありますが、リクナビの調査結果をみてみましょう。
- 全体で46.4%
- 首都圏では58%

ビジネスパーソンの半分が、通勤時間を苦痛に感じているのです。
やっぱりそうだよな!と思った反面、半分の人は別に苦痛でもないってことも意外でした。
でもこれって実は、通勤時間を苦痛じゃなくするのは案外カンタンかもしれないってことだと思いました。
通勤時間の何が苦痛なの?
まず、そもそも通勤時間の何が苦痛なんでしょうか?
自分の場合はどうかなぁ、って考えながら読み進めてください。
苦痛に感じる理由
通勤時間の何が苦痛なのかもさきほどのリクナビのアンケートに結果がありました。
- 満員電車
- 早起き
- 長時間
あなたの感想に当てはまるものはありましたか?
僕は転職して数年で会社が移転したので、3つとも当てはまるようになっちゃいました…
なので熟慮の末、2度目の転職に踏み切ることに。
ちょっと僕の個人的な話に脱線しちゃったので戻します。
生理的に苦痛だった
通勤時間が苦痛って言ってもやっぱりちょっと感覚的じゃないですか?
実はそんな感覚的な苦痛ってヤツを科学的に研究した論文が出ていました。
通勤前、通勤中、会社に到着後、それぞれのタイミングで唾液を採取して、ストレス関連物質がどのくらい分泌されているかを分析した面白い論文です。
- 苦痛は感覚的じゃなかった
- ストレス物質がバンバン出てた
- 通勤時間は生理学的に苦痛だった
詳しいストレス物質などは覚える必要もないので書きませんが、興味がある人はリンクの論文をチェックしてみてください。
https://www.mlit.go.jp/pri/houkoku/gaiyou/pdf/kkk55.pdf
ちょっと長いですが日本語なので、割りとさらっと読めます。
雑談ネタ用になるかもしれませんよ。
苦痛だけじゃなくて○○にも影響が…
通勤時間が感覚的にも科学的にも苦痛だということがわかりましたが、実はもっとヤバいんです。
というのも、通勤時間は苦痛だけじゃなくて色んなことに悪影響を及ぼします。
- 離婚
- うつ病
- 幸福度
- 低い年収
怖い話ですが脅しではなく、すべて事実です。
ひとつずつ見ていきましょう。
離婚
通勤時間は苦痛を通り越して、離婚の原因にもなり得ます。
詳しくは===リンク===で書いていますが、通勤時間が長い人は長くない人と比べて離婚率が40%も高いんです!
通勤時間が○○以上だと離婚するよ、とかいう話ではないので怖がりすぎないでくださいねww
うつ病
通勤時間は苦痛を通り越して、うつ病の原因になることも明らかになっています。
こちらも詳しくは===リンク===で書いていますが、通勤時間が長い人はそうじゃない人に比べてうつ病の発症リスクが33%も高くなってしまうという報告があります!
幸福度
通勤時間は苦痛なだけでなく、あなたの幸福度を下げます。
これはイメージしやすいとは思いますが、ちゃんと論文が出ているくらい明らかな事実なんです。
【見て見ぬふり?】通勤時間は短い方が幸せに決まってんじゃん!で通勤時間と幸福度の関係について詳しく書いたのでよかったら是非!
低い年収
通勤時間は苦痛なだけでなく、年収とも相関があるかもしれません。
詳しくは===リンク===で書いていますのでよかったら読んでみてください。
相関関係はありましたが、因果関係があるかはわかりません(ないと思います)ので、事実としてではなく興味本位でどうぞ。
色々と計算したりまとめるのけっこう大変だったので、もし読んでもらえたら嬉しいです。
長い通勤時間の苦痛から逃れるには?
ここまで通勤時間が苦痛だって話や人生の色々に悪影響があるって話をしてきました。
今通勤中の人がいたら絶望ですよねww
でも大丈夫!
ここからは前向きに対処法を考えていきます。
通勤時間の苦痛から逃れる対処法は大きく2つに別れます。
- 通勤時間を短くする
- 通勤ストレスを減らす
当たり前ぽいですが少しぼんやりしているので、順番に具体的な対処法を確認していきましょう。
通勤時間を短くする
通勤時間の苦痛から逃れる最もカンタンな対処法は当然ながら通勤時間を短くすること。
でも、どうやって?
- リモートワークを活用
- 引っ越す
- 転職
ひとつずつ見ていきましょう。
リモートワークを活用
通勤時間を短くして苦痛から逃れるための対処法1つ目は、『リモートワークを活用する』です。
2023年時点だと出社型に戻った会社も多いかもしれませんが、リモートワークがだいぶ広がってきましたよね?
働き方が柔軟になった会社も多いのではないでしょうか。
- リモートワーク
- フレックス勤務
- 時差出勤
会社のルールを確認して出社の仕方を工夫できないか探ってみましょう。
引っ越す
通勤時間を短くして苦痛から逃れるための対処法2つ目は、『引っ越す』です。
物理的に通勤時間を短くしちゃう手っ取り早い方法。
- 会社の近く
- 始発駅の近く
大幅に近くならなくても、始発駅とか起点となる駅の近くに引っ越せば座って通勤できるので、だいぶ楽になるはず。
ただ、引っ越しは大きなお金がかかることなので、メリットデメリットをじっくり考えて決めましょう。
時期によって、家賃も引っ越し費用も違うみたいなので、引っ越す決意をしたとしてもしっかり事前準備はしましょうね。
転職
通勤時間を短くして苦痛から逃れるための対処法3つ目は、『転職』です。
これは僕が選んだ選択肢。
会社ルールもガチガチだったし、家買っちゃって引っ越せないので…
転職先を慎重に選べば、今と同等もしくはもっと良い条件で、通勤時間を大幅に短くすることができます。
僕の場合は年収も会社の規模も変わらず、通勤時間を1時間45分から50分まで大幅に削減できました!
うへへ、いいでしょ?
通勤ストレスを減らす
続いて、通勤時間の苦痛から逃れる別の側面の対処法、通勤ストレスを減らすこと。
通勤時間は短くできない場合でも、通勤ストレスを減らすことはできます。
でも、具体的にどうすればいいの?
- 始発駅を利用する
- ラッシュアワーを避ける
- 有効活用して気を紛らわせる
それぞれもう少し詳しくみていきます。
始発駅を利用する
通勤時間を短くして苦痛から逃れるための対処法4つ目は、『始発駅を利用する』です。
座れるだけでも通勤時間のストレスが激減することはすぐに理解してもらえると思います。
僕の場合、家から数駅で乗り換えてちょっと遠回りだけど始発の路線で通うことにしました。
通勤時間自体は10~15分伸びましたが、座れるから副業や勉強もできるしストレスが60~70%減った印象です。
ラッシュアワーを避ける
通勤時間を短くして苦痛から逃れるための対処法5つ目は、『ラッシュアワーを避ける』です。
2パターンあります。
- 早朝に出勤する
- 遅めに出勤する
早朝出勤はおっさん連中がどや顔でやってませんか?
早起きしなきゃいけない+どうせサービス残業なので僕は断固反対派ですが、紹介だけはしておきます。
後者の遅め出勤をするには、フレックス勤務か時差出勤が認められないとムリですが、可能だとしたら通勤ストレスはだいぶ減ると思いますよ。
有効活用して気を紛らわせる
通勤時間を短くして苦痛から逃れるための対処法6つ目は、『有効活用して気を紛らわせる』です。
ここまでの対処法ができないor効果がなくてどうしようもない場合に、ちょっとでもストレスを感じにくくしようという守りの対処法です…
動画ばっか観てないで通勤時間を有効活用しろ!活用法20選をご紹介!で有効活用法をたくさん紹介していますので、色々試してみてあなたに合う気休め法が見つかったら嬉しいです。
【まとめ】通勤時間は苦痛でしかない
長い通勤時間とその苦痛について考えてきましたが、あなたはどう思いましたか?
ただ辛いなぁ、嫌だなぁって思うのではなくて、些細なことでも、大きなことでも、何か具体的に対処法を実践していきましょう!
あなたの通勤時間の苦痛が少しでも和らぐことを祈っています。
コメント